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waldorf-inspired education

このウェブサイトのヘッダーに、私は "waldorf-inspired education for ALL" と書きました。"waldorf education" (ウォルドルフ教育=シュタイナー教育)ではなく、この "waldorf-inspired" (ウォルドルフに鼓舞された)と。

"inspire" という単語は、よく使うのだけど、結構意味をとらえるのが難しいですね。

手元にあるリーダーズ英和辞典から、ちょっと書き出してみます。



inspire

  • 鼓舞(激励)する
  • 吹き込む
  • 鼓吹する
  • 人に影響を与える
  • 霊感を与える
  • 示唆する


イメージがつかめるでしょうか。

魂の部分、精神の部分、そして教育の基礎を作り上げる哲学の部分が、ウォルドルフ教育に影響を受けた教育。ウォルドルフ教育の形だけを取り入れるのではなくて、哲学(人智学)を基にした教育。

つまり、ウォルドルフ教育の「型」にこだわるつもりはないのです。私がウォルドルフ的なことをするのは、それが子どもの教育に大切なことだから。でも、ウォルドルフ教育にあまり使われていないことでも、それが子どもの成長に大事であるならば取り入れます。

ウォルドルフ教育は型ではない。
カリキュラムに沿っていれば、ウォルドルフ教育になるわけじゃない。そこに、子どもの成長、人間の人生を見通す哲学に貫かれていないならば、それは、ただの真似にすぎない。(真似するだけでも、益があるところが、ウォルドルフのカリキュラムの凄いところでもあるのですけどね)

ドグマに捕われない。
子どものありかた、社会、環境、文化、時代の中で生き生きと息づいて行く教育をしたい。

1919年に始まったシュタイナー教育は、時代とともに変化し、子ども達や教師たち、教育を支える大人たちと一緒に育ってきています。決して、型が決まってしまったものではない。型が決まってしまって変化/成長しないならば、それは死んだ教育。これはもう「ウォルドルフ教育」とは言えません。

そんな意味を込めて、柔軟に、オープンに、良いものはどんどん教育の中に取り入れて行くのが、私たちの教育です。言うならばそれこそ「ウォルドルフ教育」ですし、waldorf に inspire されていない教育は「ウォルドルフ教育」ではないのですけど、あえて、そこを強調したくて、inspiredとつけました。